皆さん、おはようございます。
今朝は有馬記念の展望を。
と言っても、データ分析は全て常連のHIROさんが拾ってくれた渾身のデータを、ここでそのままアップしたいと思います。
これだけのデータをコメント欄だけではもったいないので。
私はすっかりHIROさんのおかげで楽をさせていただいています(苦笑)
【データ】
■ 過去10年の人気と成績の関係
1番人気(5-3-1-1)
2番人気(2-0-2-6)
3番人気(0-0-1-9)
4・5番人気(2-2-0-16)
6~9番人気(1-3-3-33)
10番人気~(0-2-3-56)
過去10年では1番人気馬が最多の5勝、連対率80%、複勝率90%と好成績。
2番人気馬は2勝。
3番人気馬は3着1回のみと不振。
あとは4番人気馬が2勝
9番人気馬が1勝
また優勝馬9頭(90%)は1~5番人気の馬です。
反面2着馬5頭・3着馬6頭と6番人気以下が半数以上(11/20)です。
傾向としては優勝馬は人気サイド、2・3着馬は人気に関係なくといった感じです。
08年以降の最近7年では一昨年を除いて9番人気以下の馬が1頭は馬券に絡んでいます。
昨年は9番人気馬が2着に激走、馬連での万馬券は昨年を含めて3回です。
堅く決まるか波乱となるか両極端な一戦といえるようです。
■ 年齢別成績(過去10年)
3歳( 3-4-1-25)
4歳( 4-3-2-28)
5歳 (3-2-4-36)
6歳(0-0-1-18)
7歳(0-1-1-10)
8歳(0-0-1-3)
9歳(0-0-0-1)
◇5歳以下
(10-9-7-89)
◇6歳以上
(0-1-3-32)
過去10年の優勝馬10頭全頭(100%)、連対馬20頭中19頭(95%)、複勝圏内30頭中26頭(86.7%)が5歳以下です。
4歳馬が最多の4勝をあげ、勝率10.8% 複勝率24.3%は世代別トップです。
連対率で4歳馬を上回るのが3歳馬で、3勝をあげ連対率21.2%でトップです。
3歳馬、4歳馬が好成績をあげています。
出走数が最も多い5歳馬は3勝、連対率11.1% 複勝率20.0%とまずまずの成績です。
6歳馬が好走したのは07年3着ダイワメジャーのみです。
7歳以上の馬は勝ち星こそないが 複勝率17.6% 3着以内に入った3頭はいずれも2桁人気の伏兵馬でした。
■ 前走JC組のローテーション・休み明け3戦目の馬が好走。
前走レース別成績は、出走数が多いジャパンカップ組が最多の4勝ですが、連対率10.6% 複勝率18.2%は低いです。
ここでJC組は休み明け何戦目かに注目です。
2戦目 (0-0-0-4)
3戦目 (3-2-3-23)
4戦目 (1-1-2-20)
5戦目 (0-0-0-2)
6戦以上 (0-0-0-5)
JC組全体(4-3-5-54)
休み明け3戦目の馬が好成績で、近5年で毎年1頭は3着以内に入っています。JC組全体の3着以内馬12頭中8頭が休み明け3戦目です。
残りの3着以内馬は休み明け4戦目の馬であり、JC組で馬券圏内は休み明け3~4戦目に限られています。
ただ休み明け4戦目の馬は最近4年に7頭出走していますが、いずれも馬券圏外に敗れています。
休み明け2戦目、5戦目、6戦以上の馬は馬券対象になっていません。
■ 前走レース別成績
(菊花賞組が近年好調)
◇前走レース
・G1
ジャパンカップ
(4-3-5-54)
天皇賞・秋
(3-0-1-6)
菊花賞
(2-2-0-6)
凱旋門賞
(1-0-1-1)
エリザベス女王杯
(0-2-0-7)
マイルCS
(0-0-2-1)
G1組合計
(10-7-9-75)
・G1以外
金鯱賞
(0-2-0-8)
メルボルンカップ
(0-1-0-1)
中日新聞杯
(0-0-1-1)
その他
(0-0-0-36)
G1以外合計
(0-3-1-46)
JC組(4勝)以外では前走天皇賞・秋組が3勝ですが今年は出走予定馬がいません。
菊花賞組(2勝)は11年・12年に優勝し、昨年は2着(9番人気)と近4年の出走馬は4頭すべてが5着以内と健闘している。
あと1頭の優勝馬は前走凱旋門賞の一昨年オルフェーブルで、勝ち馬はすべて前走でG1を使われています。
■ 過去10年の有馬記念の血統別成績(父系)
サンデーサイレンス系
(10-6-7-68)
ミスプロ系
(0-2-3-13)
ノーザンダンサー系
(0-2-0-18)
この3系統の合計が
(10-10-10-99)
であり馬券対象の30頭の全てを占め、ほとんどがサンデーサイレンス系です。
中でも、ステイゴールド産駒は(4-1-2-7)と素晴らしい成績です。
また中山芝2500mにおける血統成績(父系)は勝ち数でステイゴールド、勝率・連対率・複勝率ではネオユニバースが優秀です。
(母父系)は勝ち数でサンデーサイレンスとエルコンドルパサーが同数でトップ、連対数でサンデーサイレンスが、勝率・連対率・複勝率ではエルコンドルパサーがトップです。
■ 過去10年の前走着順と有馬記念成績の関係
前走着順(有馬記念成績)
1着 (3-3-3-22)
2・3着(4-4-1-23)
4・5着(1-0-3-17)
→4着(1-0-1-12)
→5着(0-0-2-5)
6~9着(1-1-0-27)
10着~(1-2-3-31)
前走好成績馬は、好走しています。
4着以下からの巻き返しは全馬G1組です。
■ 有馬記念出走馬の前走4着以内、5着以下の有馬記念での成績(過去10年)
◇前走4着以内
8-7-5-57
◇前走5着以下
2-3-5-64
★★
過去10年の複勝圏内30頭中20頭は前走4着以内でした。
◆ 前走着順が5着以下だった馬についての次の分類(過去10年)
前年以降に中山競馬場で行われたGI・JpnI、GII・JpnII で
◇3着以内経験あり
2-3-5-31
◇3着以内経験なし
0-0-0-33
★★
過去10年で、前走5着以下で尚且つ前年以降に中山競馬場で行われたGI・JpnI、GII・JpnII で3着以内に入った経験がない馬の有馬記念における成績は
(0-0-0-33)
と馬券に絡んでいない。
■ 馬番別成績(過去10年)
01(1-1-0-8)
02(0-1-0-9)
03(1-0-0-9)
04(2-1-1-5)
05(0-1-1-8)
06(1-3-2-3)
07(0-2-1-7)
08(0-0-0-10)
09(2-0-1-7)
10(1-0-0-8)
11(0-0-1-9)
12(0-0-0-10)
13(2-0-0-8)
14(0-1-3-6)
15(0-0-0-7)
16(0-0-0-7)
◇01~06(5-7-4-42)
◇07~16(5-3-6-79)
★★
馬番01~06は58頭中16頭が複勝圏内に入っています。複勝率(27.6%)
馬番07~16は93頭中14頭が複勝圏内に入っています。複勝率(15.1%)
特に2着馬がほとんど7番以内(10頭中9頭)です。
◆ 馬番が「7~16番」だった馬の次の分類(過去10年)
同年6月以降のJRAのGI・JpnI で
◇連対経験あり
→5-2-3-14
◇連対経験なし
→0-1-3-65
若干不利と思われる外寄りの馬番で好走している馬はほとんどその年の6月以降のG1での連対実績がありました。(14頭中10頭)
■ 通算出走回数と有馬記念成績(過去10年)
通算出走回数 成績
20走以下→9-9-6-70
21走以上→1-1-4-51
■ その年のJRAの1800~2500mのGI・JpnI、GII・JpnII での成績と有馬記念成績の関係(過去10年)
その年のJRAの1800~2500mのGI・JpnI、GII・JpnII で
◇3着以内経験あり
→10-10-10-86
◇3着以内経験なし
→0-0-0-35
■ その年のJRAの牝馬限定を除く2000~2200mのGI・JpnI、GII・JpnII の成績と有馬記念の成績の関係(過去10年)
その年のJRAの牝馬限定を除く2000~2200mのGI・JpnI、GII・JpnII で
◇3着以経験内あり
10-7-7-53
3着以内経験なし
◇0-3-3-68
■ 前年以降に直線にきつい坂のある競馬場で行われた2000~2400mのGI・JpnI、GII・JpnII での成績と有馬記念の成績の関係(過去10年)
前年以降に中山、阪神、中京(2012年以降のみ)競馬場で行われた2000~2400mのGI・JpnI、GII・JpnII で
◇3着以内経験あり
10-6-7-61
◇3着以内経験なし
0-4-3-60
■ 過去5年優勝馬のデータと傾向
◆年度
◆優勝馬名
◆前走の着順
◆年齢
◆通算出走回数
◆その年のJRAの牝馬限定を除く2000~2200mのGI・JpnI、GII・JpnII での最高着順
◆前年以降に中山、阪神競馬場で行われた2000~2400mのGI・JpnI、GII・JpnII での最高着順
2010年
ヴィクトワールピサ
3着
3歳
10回
1着(皐月賞ほか)
1着(10年皐月賞ほか)
2011年
オルフェーヴル
1着
3歳
10回
1着(皐月賞)
1着(11年神戸新聞杯)
2012年
ゴールドシップ
1着
3歳
9回
1着(皐月賞)
1着(12年神戸新聞杯ほか)
2013年
オルフェーヴル
2着
5歳
20回
1着(産経大阪杯)
1着(13年産経大阪杯ほか)
2014年
ジェンティルドンナ
4着
5歳
18回
2着(天皇賞・秋)
3着(13年宝塚記念)
■ 脚質別成績
逃げ馬(1-0-0-10)
勝率 9.1%
連対率 9.1%
複勝率 9.1%
先行馬(5-4-5-30)
勝率 11.4%
連対率 20.5%
複勝率 31.8%
差し馬(3-5-3-41)
勝率 5.8%
連対率 15.4%
複勝率 21.2%
追込馬(1-1-2-39)
勝率 2.3%
連対率 4.7%
複勝率 9.3%
過去10年の脚質別成績は 逃げ馬が(1-0-0-10)好走したのは08年ダイワスカーレットのみ。
本当に力があって人気になっていた馬は好走しており一概に不利とは言えない。トリッキーなコースであるここでは、主導権を握れるメリットはあると考えられる。
そして先行馬が(4-3-4-29)、差し馬が(4-5-3-43)という成績。
好走馬の数はほぼ互角だが、 勝率 連対率 複勝率すべてで先行馬が優勢。 好位抜け出しタイプが有利なコースだ。追い込み馬は(0-1-2-38)。かなり厳しくなっている ただ 好走馬の内訳は09年 エアシェイディが11番人気、08年アドマイヤモナークが14番人気 穴馬が激走しており侮れない。
序盤は後方追走でもまくれる馬ならばチャンスはある。ちなみに成績は(1-1-1-1)で 13年優勝のオルフェーブルを筆頭に好走馬が出ている。
枠順傾向、特徴ははっきりしている。昨年優勝したジェンティルドンナが抽選の結果、4番ゲート(2枠)を希望したように、内枠が有利。実際に、2枠と3枠の成績が優秀だ。7枠や8枠からも優勝馬が出ているが、基本的には二桁馬番ゲートは避けたいところ。多頭数になればなるほど外枠は不利です。
●1番人気信頼度
高い
●有利な枠順
内枠が有利で 外枠が不利
●有利な脚質
先行
●求められるもの
スタミナ、末脚の持続力、器用さ
これだけデータが揃っていればかなり参考になると思います(^^)
今夜、有馬記念の最終結論をアップいたします。
皆さんの予想も是非お気軽にコメント欄に書き込んでください(^^)
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今後とも皆さんの応援に応えられるよう一生懸命頑張ってまいりますので引き続き末永くご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
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アタマがこんがらがりそうになって、まず6歳7歳馬を外しました。
13は外枠ながら、ひょんな時、へッと思う時、勝っちゃうこともあるかもの戸崎騎手なので、応援馬券で単勝で買います。ゴールドシップも応援馬券で。ラブリーデイは馬の名前はいいのに騎手さんが(笑)しかも外。
結局、3,4,5,8,9,11,12の3連複。この中で体重が10kg以上増減している馬は外す予定でいます。これで如何でしょう(笑)
せっかくの膨大で詳細なデータをいただきながら、わたしのアタマがついていけません。残念!
その予想はなかなか的確ですね?(^^)
ひかりさんもなかなか詳しくなってきたな~って。
私は今年最後のレースなのでまた無謀にも外れてもいいので振り回します(苦笑)
どうかひかりさんが当たりますように!